インタビュー・企画

『今NFTクリエイターに求められること』とは? あのBUSONさんに聞いてみた!

今回はNFTのみならず、SNSでも大活躍中の「BUSON」さんにインタビューさせていただきました。

 

TwitterInstagramYoutube、TikTokなどのSNSフォロワー数は累計118万人で、今年9月にスタートしたNFTコレクションでは、ご自身の作品に登場するキャラクターをモチーフにした『Crypto Baby Animals』を運営されています。

 

 

BUSONさんの作品は・・・

・floor price 『3ETH』
・volume traded 『13.6ETH』

国内最高峰の実績を誇っています。※ 2021.10.22時点

 

 

今回のインタビューでは、そんな国内トップのクリエイターであるBUSONさんに対して、

・NFT作品をつくり始めたきっかけは?
・NFTクリエイターとして感じる難しさは?
・今NFTクリエイターに求められることは?

などについて、詳しく聞いてみましたのでぜひ最後までご覧ください。

 

 

(1)NFTは『作品を出してから』が勝負

BUSONさん、今日はよろしくお願いします!
こちらこそ、よろしくお願いします!
早速ですが、BUSONさんは今年の9月からCrypto Baby AnimalsというNFTコレクションを運営されていますが、もともとNFTを始めたきっかけは何だったのでしょうか?
ブロックチェーンやNFTには以前から関心があって、NFT関連の企業からオファーをもらって出品したこともありました。ただその時はまったく売れずに、どうすれば売れるのかを考えていました。

そこで、海外でコレクション系の作品が流行っていることを知り、自分の作品に登場するキャラクターをコレクションにしたのがきっかけです。

 

先日、BUSONさんが『NFTは作品の価値を唯一無二なものとする』『作者の権利を守る』とツイートしていたのが印象的だったのですが、イラストレーターの時にそのことを強く感じたきっかけはあったのでしょうか?

 

今までのクリエイターの仕事というのは『クライアントからお願いされて作品を作ること』でしたが、NFTが登場したことで誰もが1人のアーティストになれると思いました。それが、NFTの大きな可能性だと。
NFTの登場によってクリエイターの価値観が大きく変わったということですね。実際にNFTクリエイターとして活動を始めて、今までとは違う難しさなどはありましたか?
やっぱり『売って終わりじゃない』ということですかね。
クライアントワークは納品して終わりですけど、NFTは作品を出してからが勝負ということですね。

▶︎ OpenSea/『Crypto Baby Animals』

 

はい。極論、自分が死んだ後も作品の価値を残すには、生涯クリエイターとして活動する必要があると思います。自分が生み出したキャラクターは子ども同然ですし、中途半端な気持ちではやってられないですね。
NFTにも新しいクリエイターが参入してきていますが、そういった人達も、やはり片手間では勝負できないということですかね。

 

考え方によると思います。実際自分も、いくつかのプロジェクトと並行してコレクションを運営していて、既存の作品やキャラクターとの相乗効果でコレクションの価値も上げていきたいと考えていますから。

 

今ある作品や影響力も互いに活かしながら、育てていくということですね。
はい。ただ自分の場合は全体的にイラスト関連のプロジェクトが多いので、外から見たら一点突破型に見えるかもしれません。

 

 

(2)OpenSeaは『世界と勝負できる場』

あと、NFTをはじめた理由の一つに『世界で活躍したい』というのは強くあります。Youtubeのあるあるチャンネルという登録者14万人ほどのチャンネルがあるのですが、以前英語に翻訳して海外向けに発信しても全然うまくいかなかったんですよ。

 

▶︎ チャンネル登録者数14万人/BUSON【あるあるちゃんねる】

 

それは何か原因はあったのでしょうか?
海外のユーチューバーやインスタグラマーって、ものすごい数のフォロワーがいるじゃないですか。彼らにSNSで対抗するのは難しいと感じました。だから、世界と繋がっていて、且つまだ参入者の少ないOpenSeaであれば世界を相手に戦えるのではと考えました。
たしかに、すでに土壌の出来上がっているSNSに比べると、新しく出来上がったOpenSeaであれば十分に戦えますよね。
個人的には、イーサリアムの価格はビットコインと一緒にますます上がっていくと思うので、自分の作品が今では1イーサリアムで取引されていたものが、10年後には10倍になっているかもと考えると、OpenSeaでのビジネスはますます楽しみですね。

 

 

(3)【期間限定】ポップアップショップがオープン

次に、今進めているプロジェクトについて教えてください。NFTのコレクションと並行して、今いくつくらいのプロジェクトを進めているのでしょうか?
Youtube、ブログ、Instagramなどのメディア事業、クライアントワークも何件か対応しています。あとはポップアップショップが期間限定でオープンします。
ポップアップショップ!ぜひ行きたいです。どこで開催するのでしょうか?
11月5日から神戸、東京、博多の3都市を巡回していきます。Crypto Baby Animalsも展示する予定です。

『BUSONのニヤッと笑える【しきぶちゃんのおみせ】inマルイ』/日時・場所

神戸マルイ/5階 イベントスペース:11月5日(金)~ 14日(月)
有楽町マルイ/8階 イベントスペース:12月4日(土)~ 13日(月)
博多マルイ/5階 イベントスペース:1月22日(土)~ 31日(月)

 

 

(4)クリエイターこそ『マーケティング』を学ぶべき

作品について質問させてください。BUSONさんにはもともと『しきぶちゃん』という知名度のあるキャラクターがいるも関わらず、なぜコレクションはCrypto Baby Animalsを先に出したのでしょうか?

しきぶのNFTも出したことあるのですが、とくに宣伝などしなかったのでほとんど売れなかったんですよ。やっぱりNFTでも、作品を広めるためにはマーケティングは不可欠だってここで再認識したんですよね。

その意味では、作品のクオリティもありながらあの圧倒的なマーケティング力で突き進むイケハヤさんはすごいと思いますねw

 

 

たしかに、すごい勢いですよねw やっぱりクリエイターのBUSONさんから見ても感じるものはあるんですか?
軽く嫉妬・・w というか純粋にすごいと思いますし、とても良い刺激をもらっています。クリエイターとしても負けてられないなって。

その意味でも、クリエイターでも『マーケティング』はしっかり学んでおくべきだと思います。

BUSONさんの、そのマーケティング力はどこで培ってきたのでしょうか?
ひたすらトライアンドエラーを繰り返しました。それこそイケハヤさんのようなマーケティングに強い人の情報をインプットして、自分なりに仮説をたてて実行・検証する。それに尽きますね。
なるほど。NFTコレクション以外の面にも通じることですね。

 

 

(5)どうやって “ニヤニヤ” してもらうか

次に、コレクションの運営について聞かせてください。BUSONさんが、コレクション運営で一番意識していることはなんでしょうか?
やはり“差別化”ですかね。とくに海外のハイブランドの歴史を見ているとコラボの対象となることが、ブランディングに大きな役割を果たしていると思います。

なので『“あのCryoto Baby Animals”とコラボできた』と言われるレベルまで、ブランド価値を上げていきたいと思います。

 

先日、人気web漫画家のやしろあずき氏とコラボ作品をリリースされましたが、それもそのような意図があったのでしょうか?

考えとしては、NFTに入ってきていない有名なクリエイターもたくさんいるので、NFTというとても可能性のある世界があるということを伝えたくて、企画・制作させていただきました。
まだNFTに入ってきていない人に向けて作品を出すという意味では、『しきぶちゃん』のコレクションをリリースする目的も同じことでしょうか?

 

今いるファンの方たちに、喜んでもらいたいというのが大きいですね。あと今準備していることとしては、渋谷のディスプレイ広告があります。

ツイートで拝見しました。実現したらすごく面白いですね。
はい、自分の作品で稼いだお金はやっぱりファンの方にワクワクしてもらうために使いたいですね。
別の記事でも見かけましたが、BUSONさんのクリエイターとしてのモットーが、自分の作品に触れることで“ニコッ”としてもらう人を一人でも増やすということでしたもんね。
あ、そこは “ニヤッ”とですねw

あ、すみません・・w ニコッとニヤって大分印象違いますよね。
そう。“ニヤニヤ”って、なんか悪巧みしてる感あるじゃないですか。そのニヤッという感覚を自分が作品を通して広めていけば、作品に触れた人の気持ちを動かすことができるかなと思って。

そんな意味もあって、“ニヤッ”という表現を使っています。

なるほど。作品に込められた価値観や考え方を広めていくのも、クリエイターとしての仕事の一つということですね。

 

 

(6)これからNFTクリエイターを目指す人に伝えたいことは?

最後に、これからNFTクリエイターを目指す人にメッセージなどあればいただきたいのですが。
色々ありますが…やっぱり詐欺師が多いんで気をつけた方が良いですねw
たとえば、販売代行とかそういった類ですかね?
それもありますし、この前はgiveaway企画で詐欺にあいましたね。
giveawayで詐欺って、何があったんですか?
自分がgiveaway企画をやって当選者にNFTをドロップしたのですが、それがまさかの当選者になりすました偽アカウントだったんですよ。ただもう気づいた時点でその人に渡ってしまっていました。
それで、結局どうなったんですか?
1.3ETHで買い戻しました。この作品を他の方が買ったらと考えると申し訳ないと思いましたし、作品を取り戻したい気持ちで買戻しました。ブランドの価値を守るためにも必要なことでした。

そうですか・・。そんなことが普通に起こる世界なんですね。
はい。結果的にはもともとの当選者の方にお渡しできたのですが・・とにかく詐欺には気をつけてくださいw
ありがとうございました。もっとお話しお伺いしたかったのですが、またインタビューの機会いただけると嬉しいです!!
こちらこそ、またよろしくお願いします!

 

【おまけ】インタビュー後記

今回は『イケハヤNFTメルマガ』の取材企画第一段として、BUSONさんにインタビューをお願いさせていただきました。取材協力のDMを差し上げた際も快くお受けくださり、インタビュー中もこちらが話しやすいように終始和やかなムードを作っていただきました。お話ししたのはわずかな時間でしたが、その短い中でも素敵なお人柄が垣間見えました。しかもめちゃくちゃイケメン。

一方で、BUSONさんの発する言葉には一つ一つこだわりと重みのようなものがありクリエイターとしての強さ…もっと言えば迫力さえ感じました。普段通りの生活を送っていたら、決して出会えないような方なので、とても良い経験をさせていただきました。

記事中にもありましたが、ポップアップショップぜひ行ったみたいと思います。NFTがマルイに展示されるなんて、結構な事件ですよね・・。なかなか無い機会だと思いますので、お近くの方はぜひ。BUSONさん、この場を借りて改めてお礼申し上げます!

貴重なお時間ありがとうございました!!


【日程・場所】

神戸マルイ/5階 イベントスペース:11月5日(金)~ 14日(月)
有楽町マルイ/8階 イベントスペース:12月4日(土)~ 13日(月)
博多マルイ/5階 イベントスペース:1月22日(土)~ 31日(月)

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